退職金定期預金の比較|高金利のからくりと損しない選び方【2026年7月更新】

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退職金定期は「短期間だけの特別金利」です 退職金を受け取った方の大きな資金をねらって、多くの銀行が 通常よりずっと高い金利の定期預金 を用意しています。ただしその高金利は 多くが3ヶ月だけ。さらに 投資信託や保険とのセット が条件で上がるものも多く、見かけの数字だけで選ぶと損をすることがあります。ここでは「実際にいくら受け取れるのか」「どこに注意すべきか」を正直にまとめます。

退職金定期の一覧(単独コース)

ここでは 投資信託などを買わなくても預けられる「定期預金のみ(単独)コース」 の金利を載せています。全国から利用しやすい信託銀行・メガバンクを中心に厳選しています。 金利・条件は変わりやすいため、お申し込み前に必ず各公式サイトでご確認ください。

銀行 単独コースの金利 最低預入額 主な条件 セット
コース
三菱UFJ信託銀行
退職金運用プラン
公式サイト →
3ヶ月 年2.5%
3年 年1.4%
1,000万円〜 退職金の受取から3年以内 あり
りそな銀行
退職金・相続資金 定期預金コース
公式サイト →
3ヶ月 年2.5% 1,000万〜1億円 店頭・アプリ・受取から3年以内・1回のみ あり
最大8.0%
三井住友信託銀行
退職金特別プラン
公式サイト →
3ヶ月 年2.2% 500万円〜
(退職予定者向けは100万円〜)
受取から3年以内・1回のみ あり
三菱UFJ銀行
退職金円定期(エクセレント倶楽部)
公式サイト →
3ヶ月 年2.2% 1,000万〜5,000万円 会員・受取から3年以内・窓口・1回のみ なし
みずほ銀行
退職金特別金利円定期預金
公式サイト →
3ヶ月 年2.0% 1,000万円〜 退職金の入金から3ヶ月以内・受取から3年以内 あり
+0.2%
東京スター銀行
退職金専用 スターワン円定期預金
公式サイト →
3ヶ月 年1.0% 500万円〜 店頭・テレホンバンク・受取から3年以内・1回のみ あり

※ 金利・条件は2026年7月時点。みずほ銀行の「+0.2%」は積立投資信託(毎月1万円以上)が条件です。金利・条件は変わりやすいため、お申し込み前に必ず各公式サイトでご確認ください。

「単独コース」を基準に見るのがコツ 表の金利は 投信や保険を買わずに預けられる定期だけ の数字です。銀行によっては「投信とセットで年5%」などさらに高い金利もありますが、それは別の条件・別のリスク(後述)が付きます。まずは 確実に受け取れる単独コース で比べるのが安全です。

「高金利」のからくり

高いのは最初の3ヶ月だけ

退職金定期の高金利は、多くが預入から3ヶ月間だけの適用です。年利は「1年間預けたら」の表示なので、3ヶ月だと実際に受け取る利息は その4分の1 になります。

預入額1,000万円
金利・期間年2.5%・3ヶ月(0.25年)
受け取る利息(税引前)10,000,000 × 2.5% × 3/12 = 62,500円
受け取る利息(税引後)49,800円

「年2.5%」と聞くと大きく感じますが、1,000万円を預けても手取りの利息は約5万円です。3ヶ月が過ぎると 通常の店頭金利(年0.2%前後)に戻り、自動継続で気づかないうちに低金利になっていることもあります。満期のタイミングは必ず確認しましょう。

「受取から3年以内」などの条件がある

退職金定期は、退職金・退職慰労金を受け取った方限定です。多くは「受取から一定期間内(例:3年以内)」で、受け取ったことの確認資料や、大口(1,000万円以上)が条件になります。

投信・保険とのセットコースの注意

「投資信託とセットで定期が年8%」という セット(抱き合わせ)コース もあります(例:りそな銀行は投資信託・ファンドラップと円定期の同時預入で、3ヶ月ものの定期が最大 年8.0%)。数字だけ見ると圧倒的ですが、次の点に注意が必要です。

  • 手数料が利息を上回ることがある … 投資信託には購入時手数料(1〜3%程度)や信託報酬(年1%前後)がかかります。定期の上乗せ利息より、投信の手数料のほうが大きくなるケースがあります。
  • 元本割れのリスク … 投資信託や変額保険は相場次第で値下がりします。定期で数万円得ても、投信で数十万円損をしては本末転倒です。
  • 高金利は定期部分だけ・短期間だけ … セットでも高金利が付くのは定期の一部・最初の数ヶ月のみで、資金の大半は投信側に回ることが多いです。
セットコースが向いているのは 「もともと投資信託で運用するつもりだった」という方が、そのついでに定期の優遇も受ける、という使い方なら合理的です。定期の高金利ほしさに、予定していなかった投信を買うのは避けましょう

預入額・期間から受け取る利息を
その場で計算できます

利息シミュレーターを使う →

損しない選び方チェックリスト

  • まず単独コースで比べる … 投信・保険なしで預けられる定期の金利で横並び比較する。
  • 優遇期間の長さを見る … 「3ヶ月だけ」か「1年」かで受け取る利息が大きく変わる。
  • 優遇後の金利と満期の扱いを確認 … 自動継続で通常金利に戻る点に注意。
  • セット条件の有無 … 高金利に投信・保険の購入が必要なら、その手数料とリスクを差し引いて考える。
  • 受取条件・預入下限 … 「受取から○年以内」「1,000万円以上」などを満たせるか。
  • 全額を1つに入れない … 生活に使う分・当面使わない分を分け、無理に大口条件に合わせない。

よくある質問

退職金定期は結局お得ですか?

「確実に受け取れる利息」という点では、単独コースはお得です。ただし高金利は短期間だけなので、金額のインパクトは思うほど大きくありません(1,000万円・3ヶ月・年2.5%で手取り約5万円)。セットコースは手数料と相場リスクを差し引いて判断してください。

退職金であることの証明は必要ですか?

多くの銀行で必要です。退職金の振込確認や、受取からの経過期間などが条件になります。詳細は各銀行の公式ページでご確認ください。

地方銀行にも退職金定期はありますか?

あります。ただし 地方銀行の退職金定期は、その地域に住む・勤める方向け(地域限定) が中心です。お住まいの地域の地銀は地方銀行・信用金庫のキャンペーンまとめもあわせてご確認ください。

掲載されていない退職金定期があります

順次追加しています。お気づきの情報があればお問い合わせからお知らせいただけると助かります。

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最終更新: 2026年7月25日